Aiit勉強会に参加してきました。
第一回に参加して以降、
参加できなかったのですが、ひさしぶりの参加です。
ということで、参加した時に取ったメモそのままです(汗)
–
建築・社会設計・情報システム: 3つのアーキテクチャが交差するヒューマンインタフェースに向けて
講師:中西 泰人 さま(慶應義塾大学 環境情報学部 准教授)
新しい時間と空間の使い方
アーキテクチャ
最近別の使い方をされるようになってきてる。
建築、社会設計、コンピュータシステム等で使われてる。
人々の振る舞い・行動パターンに影響を与えるアプローチの様々
情報の交差
- システム
- スタイル
- スペース
没入型ディスプレイを使った検索システム(1998)のデモ動画
19インチのモニタと4畳半のスペースを使う場合の差が面白い
- 図書館にある特別な検索ルームをイメージしたもの
- 情報の配置をキーにする
- 本(モノ)と情報を等価に扱う
スケールに対する変化
19インチ→テーブル
19インチ→壁
インターフェィスが違えば、場の認識が違ってくる。
Viewとスペースが変わることで発生する事例の話
iCAMS(1999-2002)
グループウェア
携帯電話の位置情報を取得するシステム
位置の近い人順に並びかわるメンバーリスト
時空間ポエマー(2002-2004)
床に表示される。
地図の上を歩くと、写真が表示される。
BOZAAR(2007-)
ふるまいをデザインする事で、Model.Controllerの実装がかわった。
マルチスケールメディア
リアル⇔デジタル・方法論の往来
Viewの中にSpaceという情報が入った場合のシュミレーション
City Compiler(2008-)
実空間で動くソフトウェアの設計開発環境
空間のアクティビティモデリング(2008-)
オフィス内のアクティビティをUMLで表現
情報技術を使った、振る舞い・行動パターン
流体シミュレーションによるものづくり支援
講師:石川 正俊 さま(株式会社シーディー・アダプコ・ジャパン 取締役副社長)
CAEとは?
計算機支援工学
数値解析
シミュレーション
・CAEについて
製造業の設計プレセス重要な技術になっている。
コンピュータ技術の発展によって、計算速度が早くなった。
25年で同等(またはそれ以上)の機材が安くなった 10万分の1
モノ作りの現場の要求
開発期間の短縮
開発コストの削減の要求
どんどん短くなってきてる。
開発プロセスがCAEによって変わってきている。
- 設計→試験前評価→試作→実機テスト
- 実機性能が目標値を超えるまで繰り返される
↓
- 設計のプロセスに3D CADが導入される
- 試験前評価でシミュレーションを行う(試作をせずに設計に戻り繰り返し設計を行うことができる)
- コストと開発期間が短くなっている。
・流体解析以外のシミュレーションの紹介
流体解析(CFD)
現在はリアルなシミュレーションが可能になった。
流体騒音まで解析できる。
山火事 消火活動の為のシミュレーション
流体解析のものづくりへの適用事例
メリット
- 開発期間の短縮
- 開発コストの削減
- 製品品質の向上
従来の課題解決との差
現状把握:解析をする。
アイディアを元に、新しい案で解析する
解析結果から案を練り、その案から解析をする。
解析結果を元に目標値に到達してから試作を開始する。
改善案の提案に対して、可視化することによって論理的な根拠を与える。
目に見えない流体の流れを目に見えるようにする(可視化)←利点
実験で目で見えないものを可視化できる。
原子炉の冷却の温度変化の予測
自動車エンジンの設計時の利用
ディーゼルエンジン内燃焼噴霧・解析
自動車エンジンウォータージャケット水流れ解析
サンルーフのノイズ予測
ドアミラーの騒音の予測
・最近のトレンド
大規模解析・マルチフィジックス・最適化
40台のレースカーを並べての実験
高精度の乱流非定常解析
ITSを利用した自動走行システムによるトラックの隊列走行(公開されている)
連成解析(マルチフィジクス)
ウォータジャケット流量分配最適化
等
——
TODO:後で整理