CodeIgniter3のライセンス問題に対する意見書公開

ハミングバード法律事務所 白木先生に作成いただいた意見書を公開します。

☆意見書 (pdf)

受託開発、自社サービスでの開発を前提として、意見書を作成いただきました。
私が仕事をする上での懸念材料は全て払拭することができました。

2013年9月14日に開催されました、PHPカンファレンス2013 LT発表で登壇させていただきました発表資料については少し修正をした上で、改めて公開をさせていただきます。

ライセンス問題についてはCodeIgniter のライセンス変更問題のタイムラインにkenji_sさんが時系列で詳しくまとめてくださっています。
2011年 CodeIgniter カンファレンスにて、CodeIgniter3からOSL-3.0ライセンスへライセンスが変更になる旨が発表されました。2011年当時の日本CodeIgniterユーザ会のMLでも、ライセンスの話題について多く話し合われました。ユーザ会としての公式な見解は未だに出されていないままです。
この「ライセンス問題」があったためにフレームワーク採用の検討の際に検討の候補にあがる手前で候補からはずされてしまう状況はあまりにも深刻でした。またすでに運用フェーズに入ったCodeIgniter2系で作られているアプリケーションについて、バージョンアップをするかどうかの検討時にも、「ライセンス問題」があるために身動きがとれない状況にありました。

この意見書により、私は自信を持ってCodeIgniterを提案し、またバージョンアップの検討をすることができるようになりました。

ぜひ意見書をご覧いただき、皆様の意見をいただければと思います。