アプリケーションのプロファイリング¶

プロファイラクラスはベンチマーク結果を表示します、実行したクエリと $_POST データを、ページの下部に。この情報は開発時にデバッグや最適化を支援するために役立ちます。

クラスの初期化¶

Important

このクラスは初期化する必要は　あ　り　ま　せ　ん　。以下の説明のようにプロファイリングが有効になっている場合に、出力ライブラリにより自動的にロードされます。

プロファイラを有効にする¶

プロファイラを有効にするには、コントローラメソッド内の任意の場所につぎの行を追加します:

$this->output->enable_profiler(TRUE);

有効にするとレポートが生成され、ページの下部に挿入されます。

プロファイラを無効にするには:

$this->output->enable_profiler(FALSE);

ベンチマークポイントを設定する¶

プロファイラでベンチマークデータを処理し表示させるするためには、特定の構文を使用して測定点をマークする必要があります。

ベンチマークポイントの設定についてはベンチマークライブラリページをお読みください。

プロファイラセクションの有効化と無効化¶

プロファイラデータの各セクションは、対応するコンフィギュレーション変数を TRUE または FALSE に設定することで有効または無効にすることができます。これは、 2 つの方法のいずれかで行うことができます。まず、アプリケーション全体のデフォルトを application/config/profiler.php ファイルで設定することができます。

例:

$config['config']          = FALSE;
$config['queries']         = FALSE;

コントローラではデフォルトと設定ファイル値を上書きすることができます、出力ライブラリの set_profiler_sections() メソッドの呼び出しです:

$sections = array(
        'config'  => TRUE,
        'queries' => TRUE
);

$this->output->set_profiler_sections($sections);

使用可能なセクションと、それらにアクセスするために使用される配列のキーは、つぎの表に記載されています。

キー	説明	デフォルト
benchmarks	ベンチマークのポイントの経過時間と合計実行時間	TRUE
config	CodeIgniter の設定変数	TRUE
controller_info	リクエストされたコントローラクラスとメソッド	TRUE
get	リクエストで渡された GET データ	TRUE
http_headers	現在のリクエストの HTTP ヘッダ	TRUE
memory_usage	現在のリクエストによって消費されるメモリの量 (byteで)	TRUE
post	リクエストで渡されたあらゆる POST データ	TRUE
queries	実行されたすべてのデータベースクエリのリスト、実行時間を含む	TRUE
uri_string	現在のリクエストの URI	TRUE
session_data	現在のセッションに保存されたデータ	TRUE
query_toggle_count	クエリブロックでデフォルトで非表示にされはじめるクエリの数	25

Note

データベース設定での save_queries 設定の無効化はデータベースクエリのプロファイリングにも影響し、上記の「 queries 」設定も使えなくします。必要に応じて、$this->db->save_queries = TRUE: でこの設定を上書きすることができます。この設定抜きにしてはクエリまたは last_query <database/helpers> を表示することはできません。